就労支援施設

障がい者の方々の充実した生活、および活動をサポートする福祉サービスを実施しています。

訓練内容について

パソコン班

パソコン班では主にワード、エクセルの基礎訓練、応用訓練があります。基礎訓練では初めての方でもパソコンに慣れて頂くためにゲーム感覚を取り入れて訓練を進めます。応用訓練では顧客名簿や売上集計の作成など、就労に直結する訓練を行います。

 

 

ハウスクリーニング班

ハウスクリーニング班では、リフォーム会社と業務委託契約を結び、主に退去後のマンション、アパート清掃を行います。 訓練内容は部屋の清掃、網戸の補修、換気扇の分解清掃、風呂場、トイレの清掃などハウスクリーニング全般を学びます。 都市化が進む沖縄では今後、ビルメンテナンスの需要も増え、それに伴い幅広い雇用も予想されるためです。 さらにハウスクリーニングは「清潔にする大切さ」を感覚で覚えられるため、生活環境の改善にも役立つ訓練となっています。

自動販売機管理訓練

事業所内の自動販売機の商品管理を行います。 ここでの訓練は、自動販売機に商品を供給することによって、仕入れ、在庫管理、売上管理など一連の流通の仕組みを覚えます。 自動販売機訓練といえばただ商品を補充するだけという印象ですが、実際は商品を仕入れ、どう並べたらたくさん売れるかを 考え、月末には売れた金額を清算に至るまで、商売の要素がたっぷり詰まっています。 しかも、その売れ筋から次の売れ行きを予測し、仕入れる商品を判断しなければならないため、マネージメントに関する訓練の 要素も含まれています。 こうした「商売の概念を体験できる」訓練ということもあり、自動販売機訓練は訓練生の間でも大人気です。

 

 

食品班

食品班では菓子製造、そうざい製造の技術を学びます。 技術の面では西大学園の西大八重子学院長よりバックアップを頂き、沖縄の伝統的菓子(くんぺん、アガラサー、ちんすこう等)、 料理等の指導を受けています。 販売、接客技術も身につけ、製造から販売までの流れを体験を通して身につくように訓練を行なっていきます。

 

 

手芸実習

パソコン訓練や自動販売機訓練など、就労に直結する訓練がある一方、てぃーだかんかんでは、細かな作業が多い手芸も 集中力を養う訓練として注力しています。 手芸訓練といってもその工程は様々で、木工細工のような作業を要することもあるため、女性のみならず男性も行う価値が ある訓練だと考えています。 就労へのステップとして取り入れている手芸訓練。その訓練を通して作る楽しさ、夢中になる面白さを、男女問わず感じてもらえればと考えています。

 

 

洗車訓練

就労移行支援の訓練の中に、洗車訓練を週に1~2回程度行っています。 車が好きな訓練生の方は、「やった~!」と言わんばかりの声があがり、積極的にテキパキと作業をします。 車を洗うと適度な運動にもなり、洗うと車が光って、同時に心も晴れ達成感が湧きます。 依頼した方から「綺麗に洗ってくれてありがとう」と、喜びの声がでます。 その気持ちが訓練生のモチベーションの上昇に繋がります。

就労継続支援(B型)について

何らかの障がいによって一般企業での就労が困難な方のための支援です。 パン販売や自動販売機管理、ハウスクリーニングなど、さまざまな作業を通して、社会に関わっていけるよう支援していきます。 もちろん、この支援を通して一般企業などへのステップアップが可能となった方には、就労支援も行っていきます。



就労移行支援と就労継続支援(B型)の違いは?

就労移行支援は、「訓練」を行うところです。
一般就労に必要な知識・技術・マナーを学びます。原則2年間利用することができます。

就労継続支援(B型)は、雇用契約を結ばずに就労活動の場を提供します。
主に年齢や体力面で一般就労が難しい方が対象です。(期間の制限はありませんが更新が必要です)

自立訓練(生活訓練)について

共同生活を通して、自立した生活ができるようにするための支援です。
職員や世話人が見守る中、利用者同士で快適な生活環境を維持していただき、自立した生活ができるように支援していきます。

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